中津市のデート、観光スポット【大分県】

大分県北部に位置する中津市は、歴史と自然が融合した魅力的な街です。江戸時代には中津藩の城下町として栄え、今でも歴史的な町並みや名所が残っています。また、周囲には美しい自然景観が広がり、四季折々の景色を楽しむことができます。さらに、地元ならではのグルメも充実しており、観光だけでなく食も楽しめるスポットが多くあります。

目次

中津市の観光スポット

中津城(日本三大水城のひとつ)

中津城は、日本三大水城のひとつとして知られる歴史ある城です。黒田孝高(官兵衛)が築城を始め、細川忠興が完成させました。水城とは、城の周囲に川や海の水を引き込み、防御機能を高めた城のことを指します。

日本三大水城

中津城(大分県中津市)

城の周囲に河口の水を引き込み、まるで海に浮かぶような姿が特徴。

今治城(愛媛県今治市)

藤堂高虎が築いた海城で、日本三大海城にも数えられる。

高松城(香川県高松市)

瀬戸内海の水を取り入れた海城で、堀に鯛が泳いでいることでも有名。

現在の中津城は再建されたものですが、城下町の雰囲気が残っており、歴史好きにはたまらないスポットです。


青の洞門

青の洞門は、江戸時代の僧・禅海和尚が手彫りで開削したトンネルとして有名です。当時、この場所は交通の難所であり、旅人が崖沿いの道で命を落とすこともあったため、和尚が私財を投じて掘削を始めました。

特徴

  • 全長約342m のみと槌だけで30年かけて掘ったとされる。
  • 現在は道路トンネルとしても利用されており、一部は歩行者が通行可能

このエピソードは森鷗外の小説『山椒大夫』にも登場しています。


耶馬溪(やばけい)

耶馬溪は、日本三大奇勝の一つとされ、特に秋の紅葉が美しいことで有名です。

主なスポット

一目八景(ひとめはっけい)

一度に八つの景観が見渡せるビュースポット。

競秀峰(きょうしゅうほう)

奇岩が連なる絶景スポット。

深耶馬溪(しんやばけい)

より奥深いエリアで、静寂の中で紅葉や新緑を楽しめる。

特に紅葉シーズンには、多くの観光客が訪れます。


羅漢寺

耶馬溪の崖に位置するお寺で、五百羅漢の石仏群が安置されています。

特徴

  • 日本最古の禅寺のひとつ 羅漢像は苔むした自然と一体化し、神秘的な雰囲気を醸し出している。
  • 耶馬溪を一望できる絶景スポットもあり、歴史好きやパワースポット巡りにおすすめ。

福沢諭吉記念館

中津市は「学問のすすめ」の著者、福沢諭吉の生誕地でもあります。彼の生家跡には記念館があり、以下のような展示があります。

展示内容

  • 福沢諭吉の生涯を紹介するパネル展示
  • 学問のすすめの原本や書簡
  • 当時の中津藩の教育文化についての解説

また、記念館周辺には、中津藩校・進脩館の跡地などもあり、学問の歴史に触れることができます。


中津市のおすすめグルメ

中津からあげ

全国的に有名な中津からあげは、揚げたてのジューシーな味わいが特徴。からあげ専門店が多く、店舗ごとに味の違いを楽しめます。


鱧(はも)料理

中津は鱧の産地としても知られており、新鮮な鱧を使った料理を味わえます。特に夏場には、鱧しゃぶや天ぷらが人気です。


焼きうどん

中津は焼きうどん発祥の地とも言われています。シンプルながらもコクのある味付けが特徴で、地元の食堂や屋台で楽しめます。


アクセス情報

  • 福岡からのアクセス JR中津駅まで約1時間(特急ソニック利用)。
  • 大分市方面からのアクセス JR中津駅まで約1時間(特急ソニック利用)。
  • 車でのアクセス 東九州自動車道「中津IC」から市内中心部まで約15分。

中津市は歴史・自然・グルメが楽しめる魅力的な観光地です。ぜひ訪れて、その魅力を体験してみてください!

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